私の場合は-10kg目標でしたので、月に1kg減に取り組んで行きましたが、最初の2か月で3kg減ってしまいました。緊張感をもって徹底していた為減量オーバーになっていたのです。最初の間は殆どの方がそうなる筈です。しかし、継続しなければならない計画には、どの様な分野に於いても「3週間3ヶ月3年」という壁に突き当たると言われています。ジョギングや英会話の勉強やお稽古事等々。ダイエットも全く同じで、1か月過ぎたあたりから無性にご飯やパンを思いっきり食べたくなって来ます。恐らく、糖質ダイエット的な症状の性で、甘い物を体が要求するのだと思います。こういう時は、ご飯はお寿司を!パンは中にチョコレートなどが入っているものにします(パンの量が減る分糖質が減少します)。お菓子やスイーツは購入時に袋に印字されている成分比率を見て糖質の量を比較するようにして下さい。
こういう減少により、2か月目からは差ほど減量出来なくなりますが、今より「増えない!」という事が大切です。次は3か月目の壁です。そしてそれを乗り越えたらきっと年間目標は達成できます。しかし、3年目頃に大きな壁が待っているのです。私は10年前にも10kgダイエットに成功し(方法は今回とは違うもっと急激なやり方でしたが)、3年後にリバウンドに合いました。それから2回目の今回、その体験と学習から、ここで述べているようなライフスタイル総合的な観点に立ち、着実で健康的な方法を実践し、体質改善を図ることで3年目のジンクスを打ち破りました。
では3年目の壁(ジンクス)とは一体どういうものなのか…!?
無性に食べたくなるとかいうリバウンドではありません。思いっきり食べたいと思っても胃が少し小さくなっている為そんなに食べることが出来なくなっています。そんな現象が続く為、完全に減量した体が定着したと思ってしまうのです。徐々に始めたころの緊張感が弱まり少しづつ食べる量が増えて行きます。体重が少し増えているにも拘らず、「また同じ様に取り組めばいつでもダイエット出来る!」という自信を持ってしまいます。しかしそれは過信です。気が付いたらかなり太り出していて、中々依然と同様なダイエットへの決意と行動が湧いて来ず、挙句の果ては完全に元通りかそれ以上へと見事にリバウンドする結果になってしまうのです。「食べたいなあ!」と感じている内はまだ黄信号。「食べても大丈夫だ!」と無意識に思い始めると赤信号。そういう気持ちの変化に気付かなくなったら完全にアウトです。
私は50歳でタバコをやめました(1日2箱吸っていたヘビースモッガーでした)。実は40歳で辞める決断をしたのですがその時もこの3年目のジンクスに打ちのめされています。ですので、50歳の強い決断によって今尚続ける事が出来ています(でもいま考えている目標が到達できればゴッドファーザーみたいに葉巻を吹かそうと決めていてその日が来るのを楽しみにして頑張っております)。
さあ、もし減量が進んで自慢したくなったり、あるいは中々成果が現れずに相談したくなれば、お問い合わせのコーナーからメッセージでも下さい。時間が許す限り返信しますから。でも変な事を書くのは無しね。これからも一緒に「ダイエット」をテーマにした仲間として、共に人生を頑張って行きましょう!!